フランス語テストのしくみ
読むのも答えるのも、フランス語だけです。問題は3問でひと組になっています。まず文の中の単語の意味を答え、次に文の空所を埋め、最後に短い文章についての質問に答えます。どの問題も選択肢は4つで、正解は1つだけです。
3問ひと組の結果で、次の組の難しさが決まります。よくできれば上がり、苦戦すれば下がり、同じレベルにとどまることもあります。出来に合わせて変わるので、2人が同じテストを受けることはめったにありません。レベルを見きわめるのに必要なのは12〜21問です。2つのレベルの間になったときは、低いほうのレベルになります。
フランス語テストで問われること
いちばんやさしい問題では、日常生活についての短い文章を読み、フランス語の基本的な文法を確かめます。ton と ta のどちらを選ぶか、よく使う動詞の正しい形はどれか、どの主語代名詞が合うか、といった問題です。A2からB1あたりでは、depuis、代名詞の en、関係代名詞の dont、bien que のあとの接続法の使い方を知っている必要があります。読む文章は、お知らせ、短い記事、意見文などです。
さらに上のレベルでは、lequel とその変化形、néanmoins や d’autant plus que のような接続表現、書き言葉のフランス語に出てくる決まった言い回し、エッセイで使う高度な語彙が出てきます。テストが見るのは、読解、語彙、文脈の中での文法だけです。話す力、聞く力、書く力がどのくらいかはわかりません。
6つのレベルの目安
- A1 · 初心者
- よく知っている名前や身近な単語、ごく簡単な文がわかります。たとえば看板やメモ、短いメッセージです。
- A2 · 初中級
- 短くてやさしい文章が読めます。広告、メニュー、時刻表、短い個人的な手紙など、身の回りのものから必要な情報を見つけられます。
- B1 · 中級
- 身近な話題について、ふだんの言葉で書かれた文章がわかります。個人的な手紙ややさしい物語に出てくる、出来事や気持ち、願いの描写もわかります。
- B2 · 中上級
- 時事問題について、書き手が立場をはっきり示している記事やレポートが読めます。現代の小説も読めます。
- C1 · 上級
- 長くて複雑な説明文や文学作品がわかり、文体の違いにも気づけます。自分の専門ではない分野の文章でも同じです。
- C2 · 熟達
- 専門的な記事や複雑な文学作品のような、抽象的で難しい文章も含めて、ほとんど何でも楽に読めます。
自分のレベルで何を読むか
レベルがわかったら、それに合ったものを読みはじめましょう。Lingard のフランス語ライブラリには、A2向けに短い会話文と気軽な記事があり、B1では Le Petit Prince のようなリライト版や毎週のニュースダイジェストが楽しめます。B2からは、モーパッサンの Boule de suif のような名作を省略なしで読めます。無理のない最初の一歩には、ポーの Le Chat noir がおすすめです。約2,400語しかありません。単語をタップして意味を確かめ、音声を聞きながら読み、覚えたい単語を保存しましょう。
テストについてのよくある質問
- テストは無料ですか?
- はい、無料です。アカウントもメールアドレスもいりません。最後の問題に答えると、すぐにレベルがわかります。
- どのくらい時間がかかりますか?
- 問題は12〜21問で、制限時間はありません。たいてい12分ほどで終わります。
- 結果は公式の証明書になりますか?
- いいえ。語彙、文脈の中での文法、読解をもとに、CEFRでいうと読む力がどのレベルにあたるかを推定するものです。話す力、聞く力、書く力は測りません。正式な語学試験の代わりにもなりません。
- もう一度受けられますか?
- はい、何度でも受けられます。問題は多めに用意した中から出るので、次に受けても1回目とまったく同じにはなりません。