ドイツ語テストのしくみ
テストの中身はすべてドイツ語で、訳はひとつもありません。問題は3種類です。文脈の中で単語や言い回しの意味を選ぶ問題、空所を埋める問題、短い文章を読んで質問に答える問題です。この3つがひと回りすると、また最初に戻ります。
テストは3問ごとに調整されます。今のレベルのままにするか、上げるか、下げるかを決めるので、ほとんどの時間を自分の実力に合った問題に使えます。レベルが安定して決まったところで終了で、全部で12〜21問です。2つのレベルの境目になったときは、低いほうのレベルになります。
ドイツ語テストで問われること
はじめのほうのレベルでは、簡単なメッセージ、招待状、お知らせを読みます。穴埋め問題では、動詞の語尾、kein の使い方、副文での動詞の位置が問われます。B1レベルになると、seit や obwohl のような語、sich freuen auf のように決まった前置詞をとる動詞が出てきます。文章では、書き手の意見や、メッセージのいちばんの目的を読み取ります。
B2からは、書き言葉のドイツ語が難しく感じられる部分が中心になります。名詞と動詞を組み合わせた言い回し、angesichts のような2格をとる前置詞、gleichwohl のような接続表現です。C2レベルでは、慣用句や、エッセイや批評でよく見る高度な語彙も出てきます。なお、このテストが測るのは読解、語彙、文脈の中での文法だけです。話す力、聞く力、書く力は対象外です。
6つのレベルの目安
- A1 · 初心者
- よく知っている名前や身近な単語、ごく簡単な文がわかります。たとえば看板やメモ、短いメッセージです。
- A2 · 初中級
- 短くてやさしい文章が読めます。広告、メニュー、時刻表、短い個人的な手紙など、身の回りのものから必要な情報を見つけられます。
- B1 · 中級
- 身近な話題について、ふだんの言葉で書かれた文章がわかります。個人的な手紙ややさしい物語に出てくる、出来事や気持ち、願いの描写もわかります。
- B2 · 中上級
- 時事問題について、書き手が立場をはっきり示している記事やレポートが読めます。現代の小説も読めます。
- C1 · 上級
- 長くて複雑な説明文や文学作品がわかり、文体の違いにも気づけます。自分の専門ではない分野の文章でも同じです。
- C2 · 熟達
- 専門的な記事や複雑な文学作品のような、抽象的で難しい文章も含めて、ほとんど何でも楽に読めます。
自分のレベルで何を読むか
ドイツ語では、自分に合ったレベルで読むことがとても大事です。単語がわかっていれば、長い文もパズルのようには感じなくなるからです。Lingard のライブラリでは、A2に日常の会話文と短い文法メモがあり、B1に要約と Harry Potter und der Stein der Weisen のようなリライト版があります。B2からは省略なしの本が読めます。まずは Krambambuli(4,000語足らず)のような短い作品から始めて、カフカの Die Verwandlung のような名作に進めます。どの単語もタップすれば説明が出て、あとで復習できるように保存できます。
テストについてのよくある質問
- テストは無料ですか?
- はい、無料です。アカウントもメールアドレスもいりません。最後の問題に答えると、すぐにレベルがわかります。
- どのくらい時間がかかりますか?
- 問題は12〜21問で、制限時間はありません。たいてい12分ほどで終わります。
- 結果は公式の証明書になりますか?
- いいえ。語彙、文脈の中での文法、読解をもとに、CEFRでいうと読む力がどのレベルにあたるかを推定するものです。話す力、聞く力、書く力は測りません。正式な語学試験の代わりにもなりません。
- もう一度受けられますか?
- はい、何度でも受けられます。問題は多めに用意した中から出るので、次に受けても1回目とまったく同じにはなりません。